4/1(日)、西多摩自然フォーラム主催、横沢入での「トウキョウサンショウウオ卵のう数調査」に参加。
昨年のシンポジウムで、卵のうを数えるという地道な調査の話を聞いて以来、ようやく参加することができました。
横沢入は、田んぼのある湿地帯なので、うっかりすると泥にすっぽりはまってしまい、長靴(膝上くらいまでの長いもの)でも、足りないくらい深い水場もあるのです。
そういえば、以前に行った神奈川県・三浦半島の小網代も、長靴がないと歩くのも難しいところでしたねー。
大潮の日にアカテガニの放仔(ほうし)*を見に行ったのだけど、ずいぶん前のことなので、今はどうなっているのでしょうか。
まるで映画『となりのトトロ』に出てくるような草藪のトンネルを抜けて、かなりワイルドな道をズンズンかきわけて進むのだけど。おだやかな小網代湾が、ぱっと目の前に開けるときの感覚がとても印象深いのを思い出しました。
さて、こちらがトウキョウサンショウウオの卵のう。
実はこれ、草の陰や水辺に産卵した卵のうを捜しているときに、ほとんど干からびた水場にあったものをヒトの手で水の豊富な場所に移したもの。
見つけたときに、あまりにきれいですぐわかる場所だったので、「どなたかこの卵のうは、数えましたか?」と尋ねたところ、「さっき数えて移したものですよー」ってことで。
広い横沢入で卵のうを探し続けるうちに、「あ~、この水場の木陰は産卵するのにいいかなぁ。」などと、トウキョウサンショウウオ♀の気分になって、泥だらけになりながら、夢中で動きまわった一日でした。
ウグイスが鳴き、シュレーゲルアオガエルの声を聞き、ネコノメソウが咲き、ツクシが生える土手でお昼を食べ、私も春を謳歌している里山の生きものになった気分でした。
この日の様子が新聞に載っています。
トウキョウサンショウウオ成体
ニホンアカガエル
スジブトハシリグモ
*アカテガニは山に棲むカニで、大潮になると海まで大挙しておりてきます。体をゆすって腹に抱えた仔(ゾエアという幼生)を海に放す様子は産卵という印象だけど、卵ではなく幼生なので「放仔」といいます。
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