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2017年2月 1日 (水)

かいぼり報告会

井の頭公園で、これまで2回実施された「かいぼり」についての報告会に、行ってきました。
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かいぼりは、池の水を抜いて干上がらせるという大がかりなもの。
魚や水生昆虫などの生き物調査を行い、オオクチバス(ブラックバス)やブルーギルといった外来種の駆除を行った「かいぼり」の成果やいかに。

初回には、池のなかから大量のゴミが引き上げられ、なかでも200台(?)の自転車が出てきたと話題になりましたね。
あのニュースを聞いたときに、ジブリの映画『千と千尋の神隠し』のワンシーンを思い浮かべた人は多いのではないかと思います。

170128_002_2 2015年11月~2016年3月に行われた2回めのあとには、井の頭池では絶滅したと思われていた「イノカシラフラスコモ」が、ほぼ60年ぶりに復活したという、ビッグニュースがありました。

水草の再生によって水質が改善され、モツゴやトウヨシノボリといった在来魚が増え、水鳥のカイツブリの繁殖行動が観察されといった、かいぼり後の井の頭池の変化は、とても興味深い結果でした。

今年、開園100年を迎える井の頭公園では、今年度中(年末か年明け?)に3回めのかいぼりを行う予定だそう。

基調講演「井の頭池の湧水復活に向けて」
守田優さん(芝浦工業大学工学部教授)のお話しが、たいへんおもしろかった。
「水文学の研究」という、地球の水の循環を研究する学問に永年取り組んでこられたという。

地下水の枯渇は、都市化がすすみ、路面が舗装されることによって、地下水が補充されないことが原因であると思われていたが、井の頭池は、まだ路面の舗装も充分ではない1958年前後に枯渇した。
疑問に思ったきっかけは、NHKのドキュメンタリー番組、
現代の記録 都市と水路 を見たことだそう。
放送日 1963.05.18
高度経済成長の中、工場や生活廃水によって水質の汚染が深刻化していく都市の水路。番組は、オリンピック開催直前の東京や大阪の水路の現状を見つめなおしたうえ、その実態を明らかにしながら、開発によって失われていく都市の水路のあり方を考えていく。

湧水の枯渇は、水を通さないねんど層の上、比較的浅いところにある地下水(不圧地下水)の減少が問題なのではなく、ねんど層の下、深いところにある地下水(被圧地下水)を深井戸にて生活用水として大量に汲み上げていることに原因があるのではないか、と。
深い被圧地下水からの取水をやめれば、湧水は復活する、とのお話しだった。

そこで、ふと不安に思ったのが、地下深くに巨大なトンネルを掘るという外郭環状道路は、複雑に流れている地下水脈をズタズタに傷つけてしまうのではないかということ。
当日、用意されていた
質問用紙に書き込んだけれど。後日、ホームページに掲載される回答に入っているかなぁ。

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